
「定期テストの勉強、どうやればいいんだろう?」
「一応勉強してるのに、なかなか点数が上がらない…」
「もっと効率的な方法があるんじゃないかな?」
こんなふうに感じている高校生の方、きっと多いですよね。
実は、これって本当によくある悩みなんです。
私は20年以上、高校の教育現場で数学教師として、また教務部長・副校長として多くの生徒さんたちと向き合ってきました。
その中で気づいたのは、定期テストで高得点を取れる生徒さんには、共通した勉強法があるということなんですね。
この記事では、私が教育現場で見てきた「本当に結果が出る勉強法」を、具体的にお伝えしていきます。
読み終わる頃には、「次のテストからこれをやってみよう」という明確な行動が見えてくるはずですよ。
高校生の定期テスト勉強法は「復習」「反復」「計画」の3つが鍵

まず結論からお伝えしますね。
高校生が定期テストで高得点を取るために最も大切なのは、「授業の復習をその日のうちにする」「ワークや問題集を繰り返し解く」「テスト3週間前から計画を立てる」という3つのポイントです。
「え、そんなシンプルなこと?」と思うかもしれませんね。
でも実際に、私が見てきた生徒さんたちの中で、この3つを徹底できている人は意外と少なかったんです。
逆に言えば、この3つをきちんと実践するだけで、周りと大きな差がつくということでもあるんですね。
では、なぜこの3つが重要なのか、詳しく見ていきましょう。
なぜ「復習」「反復」「計画」が高得点につながるのか?

授業の復習をその日のうちにする理由
人間の記憶って、実はとても忘れやすいようにできているんですね。
ドイツの心理学者エビングハウスの研究によると、学んだことの約70%は24時間以内に忘れてしまうと言われています。
つまり、授業で「わかった」と思っても、何もしなければ次の日にはほとんど忘れてしまうということなんです。
これ、ちょっとショックですよね。
でも安心してください。
その日のうちに短時間でも復習すると、記憶の定着率が大幅にアップすることがわかっているんです。
私が数学教師をしていた頃、成績が伸びた生徒さんに共通していたのは、「帰りの電車で今日のノートを見直す」「夕食前の15分だけ復習する」といった習慣でした。
長時間やる必要はないんですね。
10〜15分の短い復習でも、やるとやらないでは大きな差が生まれます。
ワークや問題集を繰り返し解く理由
「教科書を何度も読んでるのに、テストで点が取れない」
こういう悩み、よく聞きます。
実はこれ、勉強法の大きな落とし穴なんですね。
「読む」というインプットだけでは、知識は定着しにくいんです。
本当に力がつくのは、問題を解く「アウトプット」の作業。
問題を解くことで、自分が本当に理解できているかどうかがわかりますし、間違えた問題を通して記憶が強化されるんですね。
私が教務部長として生徒さんたちの学習状況を分析していた時期がありました。
そこでわかったのは、学校のワークを3回以上解いた生徒さんは、1回しか解かなかった生徒さんと比べて、平均で20点以上高い得点を取っていたということです。
同じ問題を繰り返すのは退屈に感じるかもしれませんね。
でも、この「繰り返し」こそが、高得点への最短ルートなんです。
テスト3週間前から計画を立てる理由
「テスト1週間前から頑張ればいいかな」
そう思っている方、多いのではないでしょうか。
でも実際には、1週間前だとちょっと厳しいことが多いんですね。
高校のテストは中学と比べて範囲が広く、科目数も多いですから。
3週間前から計画を立てると、こんなメリットがあります。
- 範囲全体を見渡して、何をどれだけやるか把握できる
- 苦手な部分に時間をかける余裕が生まれる
- 直前になって慌てなくて済む
- 体調を崩しても挽回できる
私が副校長をしていた頃、面談で「テスト前に焦ってしまう」と相談してくる生徒さんがたくさんいました。
その多くが、計画を立てずに「なんとなく」勉強していたんですね。
計画を立てるだけで、精神的な余裕が生まれます。
「今日はここまでやればOK」とわかっていると、不安も減るものなんですよ。
教育現場20年で見てきた「高得点を取る生徒」の具体例
ここからは、私が実際に見てきた生徒さんたちの例をご紹介しますね。
きっと参考になる部分があると思います。
具体例1:毎日15分の復習で学年トップになったAさん
Aさんは高校1年生の最初のテストで、クラス平均くらいの成績でした。
特に勉強が得意というわけでもなく、部活も忙しい普通の生徒さんだったんですね。
でも、Aさんが始めたのはとてもシンプルな習慣でした。
「帰宅後、夕食までの15分だけ、その日の授業ノートを見直す」というものです。
これを毎日続けた結果、2学期の中間テストでは学年10位以内に。
3学期には学年トップになっていました。
Aさん本人は「特別なことはしていない」と言っていましたが、この「毎日15分」を続けられる人って、実はとても少ないんですね。
継続することの力を、Aさんは教えてくれました。
具体例2:ワーク3周で苦手な数学を克服したBさん
Bさんは数学が大の苦手でした。
「数学を見るだけで気分が落ち込む」と言っていたくらいです。
そんなBさんに私がアドバイスしたのは、「とにかくワークを3回解いてみて」ということでした。
最初の1回目は、ほとんどの問題が解けませんでした。
でも、解説を読んで、2回目に挑戦。
すると、半分くらいは自力で解けるようになっていたんですね。
そして3回目。
今度は8割以上の問題が解けるようになっていました。
結果、Bさんはテストで自己最高点を更新。
「繰り返すことで、できなかった問題ができるようになる感覚が初めてわかった」と、嬉しそうに報告してくれました。
苦手科目こそ、繰り返しの力が発揮されるんですね。
具体例3:計画表を作って全科目90点以上を達成したCさん
Cさんは成績は悪くなかったのですが、「もう一歩伸ばしたい」という思いを持っていました。
そこでCさんが取り組んだのは、テスト3週間前から計画表を作ることでした。
まず、全科目のテスト範囲を書き出す。
次に、それぞれの範囲を「理解済み」「曖昧」「未習得」に分類。
そして、「未習得」と「曖昧」の部分に重点的に時間を配分する計画を立てたんですね。
この計画を見せてもらった時、私は「これはいける」と思いました。
なぜなら、やるべきことが明確になっていて、無駄がなかったからです。
結果、Cさんは全科目で90点以上を達成。
「計画を立てたことで、勉強中に迷わなくなった」と言っていたのが印象的でした。
今日から実践できる定期テスト対策ステップ
ここからは、具体的な実践方法をステップ形式でお伝えしますね。
「何から始めればいいかわからない」という方も、この順番で進めてみてください。
ステップ1:授業当日の復習習慣をつける
まずは、授業を受けたその日に復習する習慣を身につけましょう。
やることはシンプルです。
- 帰宅後、夕食前などのスキマ時間を使う
- その日受けた授業のノートをざっと見返す
- 「ここ、よくわからなかったな」という部分に印をつける
- わからない部分は教科書で確認するか、翌日先生に質問する
時間は10〜15分で十分です。
大切なのは、毎日続けること。
「短く、毎日」が、「長く、たまに」よりも効果的なんですね。
ステップ2:1週間単位でワークを進める
テスト前にまとめてやろうとすると、量が多くて大変ですよね。
だから、普段から少しずつ進めておくことが大切なんです。
具体的には、こんなペースがおすすめです。
- 週末に、その週の授業範囲のワークを解く
- 間違えた問題には印をつけておく
- 解説を読んで、なぜ間違えたのか確認する
この習慣があると、テスト前に「ワークがまったく手つかず」という事態を防げます。
テスト前は、印をつけた問題を中心に復習するだけで済むようになるんですね。
ステップ3:テスト3週間前に範囲を把握する
テスト範囲が発表されたら、すぐに全体を確認しましょう。
まだ発表されていない場合は、前回のテスト後からの授業内容が範囲になると考えて大丈夫です。
このタイミングでやることは以下の通りです。
- 各科目のテスト範囲をリストアップする
- それぞれの範囲を「得意」「普通」「苦手」に分類する
- 苦手な部分から優先的に取り組む計画を立てる
ここで大切なのは、完璧な計画を立てようとしないこと。
ざっくりでいいので、「この日はこの科目をやる」くらいの感覚で決めてみてくださいね。
ステップ4:テスト2週間前は苦手分野を重点強化
2週間前になったら、苦手な部分に集中的に取り組む時期です。
「わからないところを、わかるようにする」
これがこの時期の目標ですね。
苦手な部分は、こんなふうに取り組んでみてください。
- 教科書の該当部分をもう一度読む
- ワークの問題を解いてみる
- 解けなかった問題は解説を読み込む
- 翌日、同じ問題をもう一度解いてみる
わからないまま放置しないことが大切です。
どうしてもわからない場合は、先生や友達に聞いてみましょうね。
ステップ5:テスト1週間前は暗記と解き直しを反復
いよいよテスト1週間前。
この時期は、新しいことを増やさず、これまでやったことの仕上げに集中しましょう。
やることは主に2つです。
- 暗記事項(英単語、漢字、用語など)の最終確認
- 間違えた問題の解き直し
暗記は、一問一答形式で繰り返すのが効果的です。
スキマ時間を使って、何度も確認してみてくださいね。
解き直しは、ワークで印をつけた問題を中心に。
「もう解ける」と思っても、念のため確認しておくと安心ですよ。
ステップ6:テスト前日は新しいことに手を出さない
テスト前日にやりがちな失敗が、「まだやっていない範囲に手を出す」ことです。
気持ちはわかります。
「ここもやっておかないと」という焦りがありますよね。
でも、前日に新しいことをやっても、定着する時間がありません。
むしろ、混乱して他の知識も曖昧になってしまうリスクがあるんですね。
前日は、これまで勉強してきた内容を軽く見直すだけにしましょう。
そして、早めに寝て、睡眠時間を確保することが大切です。
よくある失敗とその改善策
ここでは、多くの生徒さんが陥りやすい失敗パターンと、その改善策をご紹介しますね。
もしかしたら、「自分もやってた」と思うものがあるかもしれません。
失敗1:教科書を読むだけで「勉強した気」になる
教科書を何度も読んで、「よし、勉強した」と思っていませんか?
残念ながら、読むだけでは知識は定着しにくいんですね。
改善策は、読んだ後に必ず問題を解くことです。
教科書を読む→ワークの問題を解く→間違えたら教科書に戻る
この流れを繰り返すことで、初めて知識が身につきます。
失敗2:ノートをきれいにまとめることに時間をかけすぎる
ノートをカラフルにまとめて、「これで完璧」と思っていませんか?
きれいなノートを作ること自体は悪くないのですが、それだけで満足してしまうのが問題なんですね。
ノートまとめに2時間かけるなら、その時間でワークを2周解いた方が効果的です。
ノートは、あくまで「理解を整理するため」に使いましょう。
失敗3:得意科目ばかり勉強してしまう
得意科目は楽しいですよね。
だから、ついそちらに時間を使ってしまう気持ち、わかります。
でも、得意科目を90点から95点にするより、苦手科目を50点から70点にする方が、ずっと簡単なんですね。
総合点を上げたいなら、苦手科目に時間を配分することが大切です。
得意科目は、最低限の復習だけで大丈夫ですよ。
失敗4:計画を立てても実行できない
「計画は立てたけど、全然その通りにできなかった」
こういう経験、ありますよね。
これは、計画が厳しすぎることが原因であることが多いです。
改善策は、計画に「予備日」を入れること。
週に1日は「調整日」として空けておくと、遅れを取り戻せます。
また、1日の勉強量は「ちょっと少ないかな」くらいに設定するのがコツですよ。
失敗5:テスト前日に徹夜する
これは本当によくある失敗ですね。
「最後に追い込もう」という気持ち、わかります。
でも、徹夜は記憶の定着を妨げ、テスト本番で頭が働かなくなります。
睡眠中に、脳は学んだことを整理・定着させているんですね。
だから、テスト前日こそしっかり眠ることが大切なんです。
最低でも6時間、できれば7〜8時間の睡眠を確保しましょう。
教科別のポイント
ここで、教科ごとの勉強法のポイントも簡単にお伝えしておきますね。
英語・国語のポイント
英語と国語は、本文の理解が最も大切です。
- 教科書の本文を繰り返し音読する
- 文章の流れや構造を理解する
- 英語は単語・熟語を覚えた上で、本文を読む
- 国語は筆者の主張や論理展開を押さえる
テストでは本文からの出題が多いので、本文を何度も読み込んでおくと有利ですよ。
数学のポイント
数学は、解き方を自分で再現できるようになることが目標です。
- 解答を見て「わかった」で終わらせない
- 何も見ずに自力で解けるようになるまで繰り返す
- 似たような問題を見つけて、応用できるか確認する
私が数学教師として常に言っていたのは、「わかる」と「できる」は違うということ。
自分の手で解けるようになって、初めて「できる」んです。
理科・社会のポイント
理科と社会は、教科書の理解+問題演習の両方が必要です。
- まず教科書を読んで、全体像を把握する
- 用語の意味や関連性を理解する
- ワークや問題集で演習する
- 間違えた部分は教科書に戻って確認する
特に社会は暗記事項が多いので、早めから少しずつ覚えていくことが大切ですね。
まとめ:定期テストで高得点を取るための3つの鍵
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
最後に、この記事のポイントを整理しておきますね。
高校生が定期テストで高得点を取るために大切なのは、次の3つです。
- 授業の復習をその日のうちにする:10〜15分の短時間でOK。毎日続けることで記憶が定着する
- ワークや問題集を繰り返し解く:読むだけでなく、アウトプットを重視。3回解くと効果的
- テスト3週間前から計画を立てる:範囲を把握し、苦手分野に時間を配分。直前に焦らなくて済む
この3つを実践するだけで、きっと結果は変わってきますよ。
一歩踏み出せば、必ず変われます
「勉強法を変えたい」と思っているあなたは、すでに素晴らしい一歩を踏み出していますね。
私は20年以上、教育現場で多くの生徒さんたちを見てきました。
その中で確信しているのは、正しい方法で努力すれば、必ず結果はついてくるということです。
もちろん、すぐに完璧にできなくても大丈夫。
今日から一つだけでも、試してみてください。
たとえば、今日の授業のノートを15分だけ見返すとか。
週末にワークを1ページ解いてみるとか。
そんな小さなことから始めてみましょう。
その小さな一歩が、次のテストでの高得点につながっていきますよ。
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きっと、あなたの学びのヒントが見つかるはずです。
次のテスト、一緒に頑張りましょう。
あなたの成功を心から応援しています。